東洋はり医学会 東京本部 2月本部会に出席しました。

  • 東洋はり医学会 東京本部 2月本部会に出席しました。

一昨日、5日・日曜日に東洋はり医学会・東京本部と云う、経絡治療の学術団体の講習会の2月本部会に出席しました。

今回も朝、4時過ぎに出発、午前1時過ぎに帰宅する強行軍です。

 

午前中は、座学のみで一限目は、「杉山三部書」という江戸時代に書かれた物をテキストにした講義です。

「淋病」…西洋医学では、感染症・性病ですね。

一般的な東洋医学的・経絡治療的な診断・治療だけでなく、排尿障害や「石」等の事柄も含めた内容でした。

二限目は、研究発表「気血・陰陽・虚実と標治法」でした。

 

午後は、座学と実技で、座学は、自主研究班プレゼンテーション、わたくしも在籍している、研究部の中の自主研究班のいくつかが来年度の募集のため、プレゼンテーションするものでした。

喧々諤々…皆真剣なだけにそうなるのでしょうね。

後は、実際の実技です、わたくしが所属している研究部の自主研究班ですが、今回も

基本中の基本の事を細密に研修しました。

只、今回わたくしは、「模擬患者」と云う役割で、患者役とはいうただ寝ているだけでなく、出来うる限り細密に受けた感じを皆に伝えるという大切な役目が有りました。

切経腹診脉診、取穴法、豪鍼による刺鍼法、等々、自分で努力するという事だけでは、かなわない事もあります。

 

まだまだ自分にも改善点が有り、其れをしれ向上をはかれるのは、この様な東洋はり医学会の座学・実技スタイルの賜物だと思えます。 

 

今回もこの後、少し時間が空いたので、会場1階にあるコンビニで少しまったりしていました。

 

その後、経穴研究会が有り、此れは、従来の取穴法やその文言を見直そうというモノで、今回は、先の小腸経の腕骨穴と養老穴の検証でした。

とある先生の御協力により、出典の細かな意味合いが分かったので、何時もにもましてとても有意義でした。

此方の班員も皆、経絡・経穴にこだわりが有る臨床鍼灸師の先生方なので、本当に面白く、勉強になるものです。

 

何事においても、日々向上を目指す事は、大切ですね。

今回は、何時も御一緒させて頂いている先生達のほか、ほぼ倍の人数でワイワイと帰えって来ました。

 

人生とは、ままならないものですね。

 

東洋はり医学会東京本部会、今回も行って本当に良かったです。

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