一昨日の15日・日曜日に経絡治療の鍼灸術を中心とした学術団体、東洋はり医学会大阪支部の講習会、10月支部会に出席しました。
午前中は、座学で、「わかりやすい経絡治療」をテキストとする基礎講義の16回目「四診法」の2回目でした。
9月支部会の続きの四診法…施術目標の“証”を導き出すための診察法の2回目で、内容は技能として大切な、切診・腹診・切経(せつけい)でした。
次に治験研究発表「頸腕症候群と思われる患者に対する経絡治療の一症例」した。
発表者は、実質初めての発表でしたが、試行錯誤…本当に頑張ったと思います。
努力は裏切らないですね。
午後は、座学と実技で一つ目は、指導講座の「証決定」の座学でした。
初級者向けの普通部1年用と高等部用の「証決定(集団研修法(中級者向け)証決定マニュアル)」の読み上げ、検討でした。
次に、支部年間研究テーマ、「刺鍼と脉状変化の検証 其の3」はりを押手に挟むまで、でした。
今回は、脉状変化にはつながりにくい内容ですが、鍼を然鍼法で患者さんに痛くなく負担の少なく刺すには大切な技能です。
最後に実技で、「基礎班」は、「基本刺鍼2」「証立て2」
「証立て2」は、指導者に頼らず、初学者の受講生が相談しつつ東洋はり医学会の証決定法に則り、証を立てていくというもので、4月の「証立て1」に比べて格段の進歩・頼もしさが出てきたように見れました。
基礎班は、1年を通した形で東洋はり医学会の経絡治療の大まかなやり方を一人で出来る様に成るようにプログラムされたモノです。
又、「研修班」は、「取穴・基本刺鍼」でした。
何時までも基本の確認・反復練習は大切ですね。
まだまだ自分にも改善点が有り、其れをしれるのは、この様な東洋はり医学会の座学・実技スタイルの賜物だと思える次第です。
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