15日・日曜日に経絡治療の鍼灸術を中心とした学術団体、東洋はり医学会大阪支部の講習会、7月支部会に出席しました。
3分間スピーチですが、漆(うるし)でかぶれるという話…
只、かぶれる人体の話では無く漆側のお話…
物事を両面…多面的にみると云う事は、大切ですね。
午前中、座学の一つ目は、治験発表「上腹部痛」
9月大阪支部特別講習会発表のリハーサルでも有ります。
初学者の発表でしたが、ここ1.2年の努力の跡がみれるものでした。
二つ目は、来週東京本部で行われる第12回国際指導者研修会と9月の支部特別講習会に向けてのディスカッションでした。
午後は実技で一つ目は、実践講座実技 膝関節症・膝疾患でした。
東京本部で行われた「経絡治療実践講座」という講義を実際実技で色々とやってみようと云うものです。
本治法で使う経絡・経穴、標治法を実際にやってみました。
模擬患者はその病変が無いもののシミュレーションとしては幾ばくかの価値が有るものでしょう
実技二つ目は、基礎班「本治法全科」でした。
先月に続き基礎班員・初学者が、模擬患者の証立てから、本治法までを一人で行うというもので、諸先輩に色々と突っ込みを入れられつつシックハックしつつ一人でやり切るというものでした。
判断が甘かった面も、確り伸びてきた診察術で乗り切れた様です。
実技三つ目は、研修班「基本刺鍼・標治法」でした。
背部の標治法…補・瀉鍼、散鍼を中心に研修が行われました。
以前、聞いていても分からなかったものが、今回で良く分かったようです。
基礎班は、約1年を通した形で東洋はり医学会の経絡治療の大まかなやり方を一人で出来る様に成るようにプログラムされたモノです。
やはり“積み重ねの力”…そんな事を実感・考えさせられる日でした。
まだまだ自分にも改善点が有り、其れをしれるのは、この様な東洋はり医学会の座学・実技スタイルの賜物だと思える次第です。
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